そもそもなぜこの質問が発されるのかを背景理解
どうも、連投です。おそらく夜に飲んだ紅茶のカフェインが私の脳を犯しているようです。
寝られないときは寝られない事実を悔やむのではなく、いっそのこと何かに集中した方が得策。
さて、タイトルにあるように、よく「ベトナム語は話せる必要がありますか?」という質問がきます。
この背景にあるのは、ベトナムを初めとした海外で働く日本人は基本的に英語や現地語をペラペラ話しているから、もし自分が働くとしたらそのスキルを求められるのではないか?という幻想を抱いているから、と言った感じでしょう。
確かに日本にいる人からしたら海の向こうにある世界で働く人は勇ましき戦士に見えるだろうし、実際自分も中国留学前の時は海外で働く日本人に対して同じような見方をしていました。
実際ベトナムで働く上でベトナム語が必要になるのか?しっかり考えて見てください。
では、その質問に対する回答は?
回答としては、下記のようにいつもお伝えしております。
『ベトナム語が話せるかどうかだったら確実に「話せる」に越したことがないです。
ベトナム人との会話に花が咲くし、文化理解にも繋がることになるから。
しかし、この条件はMustではなく、あくまでBetterです。
いろんな求人をご覧頂ければわかるようにほとんどの案件で、
ベトナム語を話せる人は募集しておりません。
もちろん話せたら有利になるのは事実ですが、
現地で働く日本人の99%はベトナムを話せずに終わっています。』
ベトナム語は日本人にとって習得が難しい言語であり、中国語を知っている人であればなんとか理解しやすいのですが、基本みんな最初の発音の時点で挫折しているか、勉強する前から諦めきっています。
日本に来る外国人にはやたらと厳しく日本語能力を求めるのに、逆の立場になると弱気になるんだから日本人の不思議な性格を目の当たりにします。
情けねえ情けねえ。人の事言えるレベルではないですが。笑
実際自分のベトナム語のレベルはどうか?
正直にお伝えすると、ほとんど机に向かって勉強したことがありません。
ベトナム語クラスを受講したことはないですが、
一般の日本人よりかは話せる自信があります。
曲がりなりにも、ベトナム人が話していることを真似して言葉遊びして勝手に覚えて言っています。
これは中国留学時に現地語がないと現地人から認めてもらえないという経験をしたからです。
別の投稿でこれについて詳しくお伝えしますが、中国語を必死に覚えていた時に「あなたは中国語が話せないから一緒にご飯食べるの嫌です」と言われたことがあります。
その時「外国人だからってチヤホヤされるわけではない」と感じ、その言葉から2週間死に物狂いで勉強してリベンジを挑み、今ではその中国人とは親友(好朋友)です。
だからこそ、「ベトナムに来たらベトナム語ペラペラにしてやる!見てろよー、日本の若者たち!」と意気揚々とやってきましたが、なんとか日常会話レベルです・・・。
そろそろ本格的に勉強しようかな。
とはいえ、学ぶ姿勢や興味関心を示すことは重要です。
自身の方向性を定めて見たら見えてくるものがある(、はず)
話を戻して、ベトナム語を習得するならするでその目的を考えなければなりません。
語学は特に心が折れやすいものです。
例えば、「なんとなく話せたらカッコいいから」という目的を持つのは危険です。
どうせすぐに止めてしまいますし、そもそもどのくらい話せたらカッコいいのかという基準も作りにくいでしょう。
しかし、ベトナム人の彼女が出来たから話せるようにしたい、であったり、ローカルマーケットに食らいつくビジネスを繰り広げていきたい、であったりと「その言語がなくてはならない」という状態にすれば自ずと身に付けるように体も心も自然と動いてくれるでしょう。
方向性を定めれば、そのベトナム語がどのくらい必要になるのか見えて来るので、
是非一度考えて見てください。
それではまた次回。
See you next time.