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このご時世、敢えて中国留学した4つの理由とは?

中国に留学した理由を4つ共有します。

今週も金曜日が終わり、一瞬で平日が過ぎ去りました。

時間が過ぎることが早いと感じるときは、新しいことへのチャレンジをしていないときであると聞いたことがあるので、少し刺激が足りていないのかもしれませんね。笑

前置きはほどほどにして、私は2011年3月から

2012年2月までの約1年間北京に留学していました。

初めは時間が経過するのがかなりゆっくりで大変でしたが、

途中からあっという間に留学期間が過ぎ去って行きました。
 

そもそもなぜ北京に留学したのか?

何より英文学科に所属していたので、英語圏に留学する人が多かった中なぜ敢えて中国に留学したのかはよく聞かれましたし、今でも聞かれることが多々あります。
その理由を以下で述べます。

川が凍った盧溝橋の上にて

①中国語のスキルを身に付けたい

13億人の人口を抱える中国。
現在、世界の約4人に1人が中国人という計算は有名な話。
つまり、4人に1人が中国語を話せるという訳で、

英語の次に使いこなせたら強い武器になる言語であると考えました。

非常にミーハーな大学生が一度は考えてみるようなことかと思います。

特に、世界中を駆け回りたいという思いは、

留学に行く前にはほとんど考えた事がありませんでしたが、

どういうタイミングで中国語が求められるのかわからなかったので、

漠然と必要性を感じておりました(留学前の夢は、高校の教員)。

現地についてから、受験生並みに猛勉強した結果、

中国語を話せるようになり、新HSK5級を取得しました

(現在は最高級の6級の資格所持しています)。
 

今思えば、ほとんど勉強していない状態で飛び込んだのは無鉄砲で、

気苦労も多かったですが結果オーライ。

②留学費用が比較的安い

中国は物価が安い。

年々物価が上昇していると言われていますが、正直日本の物価に慣れている人であれば、何をしても安いと感じること間違い無し(高級品を除く)。

なんと、年間費用は約120万円程。

内訳:

 渡航費

+海外旅行保険

+学費

+家賃

+食費

+ネット代

+携帯電話料金

+パスポート代

+ビザ申請代

+書籍代

+旅行代​等々

仮に、京都の私立大学で一人暮らしをした場合の費用を計算してみましょう。

 家賃72万(6万×12)

+学費100万

+食費36万(3万×12:飲み会代含む)

+インターネット代4万8千(4000×12)

+携帯電話料金3万5千(7000×12)

+書籍代2万

+旅行代10万

+交通費12万等等

=240万

上記の計算式を比較した結果、日本の大学に通うよりも、

中国の大学に通う方がかなりコストを抑えることが可能です。
そもそも、他の大国(e.g.アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア等々)と比べても、

留学費用は中国が安いのは火を見るより明らかでしょう。

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③将来の事を考える時間を延長

教員に憧れて大学に入学したのですが、

なぜかしっくりこないと悩み始めたのが大学2年の始め。
その夢を持ったのは、高校1年生の時に通っていた英語の塾がきっかけです。
 

というのも、英語が大っ嫌いだった私が、

塾の先生の力によって学内でトップクラスするほどのレベルに成長したので、

私も先生になって私のような生徒を生み出したいと思ったからです。
 

しかし、高校生がみんな私みたいにのめり込んで勉強するとは限らないし、

先生のプレゼンスも下がる一方。

憧れのJKをよそ目に悩みました。
本当に自分がやりたいことは何なのかを考える為の時間が必要だったので、

今までに無い環境に飛び込み、様々な経験を積んで考えようと決めました。

環境を変えなければ考え方を改められない人は弱い人間と言われますが、

そうです、私もその弱い人間の一員だったのかもしれません。

しかし、その分得られた考え方はたくさんあり、

今ではその時間は人生における掛け替えのない大切な思い出です。

④大学生アルアルな自分磨き

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①の理由とも似てる気がしますね。
私は大学1,2年の間あまり勉強をしませんでした。
所謂、“燃え尽き症候群”とでも言うのでしょうか、

受験が終わった途端勉強をしなくなったのです。
では一体何をしていたのでしょうか?

・学内ボランティア(PCを使って聴覚障がい学生の講義補助)
・アルバイトいくつか
・恋愛
・学生募金
・単位を取る為の勉強

正直、ありきたりなダラダラした生活を送る典型的なThe大学生でした。
気楽で良いとは思いますが、そのままだと自分はダメになってしまうと考え、

脱却する方法を留学に見出しました。

そもそも苦労して入った大学に掛けている労力と時間が勿体無いわけです。
 

確かに、「留学じゃなくても他に方法はあったのでは?」と言われたら的確です。
しかし、当時の私に取ってはそれが最適の選択肢だったと思っていますし、

この選択肢に対して全く後悔はしていません。

横道にそれましたが、留学中に行った自分磨きは以下の通り。
・中国大陸旅行(半分は一人旅)
・日本語シャットダウンして中国語習得
・インターンシップ
・日本人会に参加し、社会人訪問
・読書
等々。

お陰で、勇気を持って何事も取り組めるようになりました。
知らない人にも話し掛けられるようになり、友達作りに困る事は今のところありません。

結局、中国留学はメリットばっかり

世界の大国に身を置き、人生のある一定のスパンを過ごすことは有意義な経験となります。

確かに食品安全問題や大気汚染など油断ができない国ではありますが、

得られるものはたくさんあります。

今では中国語を使って仕事をすることもあれば、

自分がやりたいことが留学前後で感じたこととリンクしていたりします。

もちろん中国に限らず、どこの国に行っても得られるものはありますので、

私は全員に「中国に留学した方がいい」と伝えるつもりは毛頭ありません。

ただ、一つの選択肢として念頭に置いて頂ければ幸いです。