続きに入る前に、一旦ノウハウ一覧を下記に記載致します。
①QQ〜覚えた言葉をすぐにチャットでアウトプット〜
②ドラマ〜日常会話の宝庫。使わない手はない〜
③食事〜お鍋は自分を追い込める語学ツール〜
④夜道デート〜大事なのは暗闇の唇〜
⑤作文添削〜周りは全員赤ペン先生〜
⑥ラジオ〜上級者は試してみる価値あり〜
⑦新聞〜時事ネタは現地人との共通のネタ〜
⑧シャドーウィング〜羞恥心は捨てるべし〜
*①〜③は(上)にてご紹介
それでは④から⑧までざっとご紹介致します。
④夜道デート〜大事なのは暗闇の唇〜
怪しい題目を付けておりますが、真相は下記を読めばご理解頂けます。
さて、中国語を学習するために真っ暗な道(首都北京ですら夜は暗い)を
中国人と一緒に歩きながらお話をしていました。
その時の話題は授業の話や中国の歴史、
日本で受ける中国語の印象など多岐に広がりました。
真面目な話、暗いので手振り身振りなどのジェスチャーが
相手には見えないため、こちらが言わんとすることが伝わりません。
つまり音声情報だけで会話を成立させる必要があり、
間違いを恐れずに何度も必死に伝えました。
これが一番楽しく勉強できた気がします。
特に中国語は口を使うので意外とオススメです。
暗いからと言って、猥褻なことをしていたわけではありません。
勘違いなきようお願い致します。
⑤作文添削〜周りは全員赤ペン先生〜
写真左の女性が中国語の添削をしてくれた曾士恒さん。真ん中の男性は中国人似の日本人
いきなりで大変恐縮ですが例えば宿題で、
「浄土宗と浄土真宗の違いについて自由に作文してください」
とテーマを与えられたとき、あなたはペンを
すらすら走らすことができますか?
私の場合、おそらくウィキペディアの内容を
コピペしてしまうかもしれません。
悪い学生ですね、全く。
では逆に下記のパターンはどのような反応を示しますか?
「自分の興味のある内容で、且つ、相手に伝えたい
テーマを選んで自由に作文してください」
と言われると、手が止まらないのではないでしょうか。
わからない単語などは辞書を引いてでも調べるはずです。
そうしないと相手には1ミリも伝わらないから。
私は相手に伝えたいと思った事を必死に辞書を使って書き、
中国人の友達に赤ペンで添削してもらいました。
まさに赤ペン先生ですね。
「書きたい事があるから、必死に伝えようとする。」
それがモチベーションと繋がり、習得速度が一気に上がります。
正しい中国語を現地人から教えてもらえました。
特に書き言葉を学びたい人は実践するべきです。
⑥ラジオ〜上級者は試してみる価値あり〜
現地で購入した携帯電話にラジオ機能が付いていたので、
夜に寝ながらラジオを聞いていました。
語彙数が少ない時には正直あんまり効果ありませんが、
夢の中でも中国語が聞こえてきます。笑
しかし、経済や政治、歴史などの専門用語を理解されている方にとっては、
ラジオでアナウンサーたちが何を言っているのか理解でき、
ラジオを聴いて楽しく勉強できるかもしれませんね。
⑦新聞〜時事ネタは現地人との共通のネタ〜
現地の新聞を手に入れて読みました。
時事ネタだけに、語学の勉強と、
現地人と話すネタ作りにもなりました。
特に、お堅い書き言葉が多数散りばめられているので、
頻繁に使われる単語を片っ端から覚えて行きました。
余談ですが、新聞を読んでて一番面白かったのは
野田元首相に替わった時の記事でした笑
「日本の首相は10年で何人替わっているんだ?」というタイトルで、
それぞれの首相の特徴と退いた理由が詳細に記載されていました。
中国人は日本のことを実はかなり興味津々です。
⑧シャドーウィング〜羞恥心は捨てるべし〜
教科書の音源CDをなんとか手に入れて、
音源に合わせて声に出して読みました。
この勉強法の効果ははんぱなくありました。
中国語の語感をつかむと同時にスピードに食いつこうとし、必死になります。
iPhoneのアプリのspeedupを使って2倍速にして聞いていました笑
今思うと気が狂うほど聞いていました。
他にもあったと思いますが、思い付く限りの事を書きました。
最強の無限ループ状態にするために①と②を組み合わせた事もしておりました。
具体的に、・・・
連続ドラマを見ながら、QQで5人チャットを同時にします。
ドラマでインプットしたての表現をすぐにチャットでアウトプットし、
フィードバックを貰いました。
中国人は返事がかなり早いので、誰かに返事すれば
すぐ次の人に返事という感じで休む間もなく打ち込みました。
そのとき気付いたのは、いくら5人が相手になっても
話す話題ってのはほとんど同じになるってことです。
結局同じ話題で使う表現や単語は一緒なので、
普段使う日常会話は簡単に頭に入りました。
また、日常会話とは少ない単語を使って
何度も簡単な言い回しによって成り立つということです。
受験英語の時にかなり大量の単語を覚えさせられますが、
あれやってもあまり頭に入らないから、頻出会話単語を
徹底的にやるほうが効率良いんでしょうね。
上記の事を参考にして中国語のみならず、語学の勉強して頂けたら幸いです。
何はともあれ、現地人との交流は本当に大切ですのでお忘れなく!