こんばんは。
今回は海外ネタに戻ろうと思います。
前回は与太話すぎるネタで、脱線しすぎました。
はい、タイトルの通りで、「海外に行くと、積極性が芽生えるって本当?」なのか。
日本ではトビタテ留学みたいなものが流行っているようで、彼らはなんらかの使命感を持って国を出ることになり、「何かしなきゃ」という気になるのでしょうか?
だいたい海外経験のある人は積極性があるのはなぜなのか簡単に考察してみたいと思います。
マイノリティーだから目立たなきゃ損
海外に行くと、日本人はマジョリティーからマイノリティーに立場が逆転します。
今まで、阿吽の呼吸や空気を読むことが基本だった日本人の文化も不要になります。
となると、マイノリティー故に目立ちたがり屋にとっては絶好のチャンス。
スタートアップのベンチャー企業に入社する若手の人材みたいな人が目立ち始めるんですよね。
マイノリティーだから、マジョリティーの人から蔑まれることもあります。
そのためには、マイノリティーであることを生かして目立とうとするのです。
私もそうでした。セルフカットで髪を切っていて、それが留学生の中で噂になり、
校内の公園で留学生の髪を切っていました。現地人からすると「何してるんだろう」と、目立つポジション取りを地味ながらしていました。
現地人に打ち勝つため
今までサークルでフラフラしていた人も、留学を機に積極性をまして、勉学に時間と労力を注ぐことになります。やはりなんだかんだ言って現地語が話せないままでは、井の中の蛙以下。
まず話せなかったら現地人が何を話しているのかわからないし、仲良くなることも難しいです。
現地人と喧嘩しながら語学力を伸ばした私は、「現地人に負けてたまるか」と雑草魂でまともに喧嘩できるようになりました。
喧嘩することが正義ではないですが、積極的に彼らと絡んで、戦っていかないと打ち勝つことはできません。
留学したから普通じゃいられなくなる
これは個人的にはかなり強い要因と思っています。
「え?留学行ったのに変わってないな」なんて言われたら恥ですね。
生き恥かくぐらいなら死んだほうが構わないレベルです。
大手企業の社員で、社名と肩書きをやたらとアピールする日本人がいるみたいですが、
あれほどかっこよくないものはないと思う人は多いはず。
それと同じ現象が留学経験者にもあるわけです。
アメリカ行った俺かっこいい、みたいなのは承認欲求を満たしたい方がやっている自己陶酔であり、幻想でしかない。
いつか気付くんでしょう。「留学先で何もしなかったなあ」とね。
そうならないように必死に何かを成し遂げようとするのは留学の良いところだと思います。
おかげで帰国してからはその積極性があってか、学生団体に入り、自分でサークル立ち上げたりと、楽しい時間を過ごすことができました。
オーガナイザーを取りやすい世界
世界が狭く、人と人との距離が日本以上に近いのが海外。
私がいたベトナムでは主体性さえ持てばなんでもできる環境です。
イベントを開くときも自分自身が中心になり、オーガナイザーのポジションを取れば、
全員との接点を持つことになるので、誰よりも顔が広くなります。
この旨味を味わった人は、積極性が欠如した行動を取るのが億劫になります。
結果的に、日本以上に積極性が育ちやすいと言えます。