前回ベトナムでの営業方法について執筆しましたが、今回はその中でもテレアポについて深掘りしていきたいと思います。
ベトナム3年間で、私が使用した言語は下記4つです。
①日本語
②英語
③中国語
④ベトナム語
上から使用した比率で言うと、、、
①40%
②20%
③5%
④35%
意外と日本語使う時間の方が多いです。海外で働くのは難しいよね、と良く言われるものの、実際語学力まったくできない人(できないと思っている人も含む)でも働くことができるのがベトナム。おそらく中国と韓国、タイでも同じような現象は起こっていると思いますが、シンガポール、マレーシアなどでは英語力が求められるので海外就職の枠組みの中でも語学力のハードルの高さに差はあります。
とはいえ上記の使用言語比率を見ると、④のベトナム語の比率が非常に高いことに気づかれる方もいるでしょうし、「ベトナム語?なにそれ?心配でしかないんですけど・・・」と思われるはず。
しかし、心配することなかれ!ご安心してください。
一般的に日本人がベトナムで働く際にベトナム語でテレアポをする必要は一切ありませんし、むしろ営業効率が悪くなるでしょう。
私は一般の日本人と感覚がずれて、ネジが何本も抜け落ちているので、そもそもの発想が違ったようです。良くも悪くもですが。
通常、ベトナムでテレアポをする際には、実は英語を使おうとすることが多いです。日本語は通じないし、かといってベトナム語を話せるわけではないから、間をとって互いの第二言語である英語を使おうとします。
これがマレーシアやシンガポールなら正解でしょう。
しかしながら、ベトナムは違います。
ベトナム人は正直英語が流暢と言えるレベルではなく、訛りも強いため何を言っているのかわからないことが多々あります(もちろん流暢な方も多数おります)。
文法がめちゃくちゃで、主語がよくわからないので、ミスコミニケーションが生まれるのは目に見えています。
私も初めの方は、インターネットで「英語 電話」と検索し、いろんな記事を読みながら英語でテレアポを行なっておりました。
しかし、脈絡もなく途中で電話を切られるわ、保留ボタンも押されずに放置されるわ、と散々でした。この国の人のどこが勤勉やねんと何度イライラしたことは今では良き思い出です。
結局、このままでは効率が悪いなあと感じ、行なったのは「日本語のみ使うテレアポ」でした。
前回の記事で書いたように、「もしもし」と言いまくるだけです。これでキーパーソンにつながります。
なぜか?答えは簡単。日本人か日本語を話せる人材につながるからです。もちろん受付の人にガチャギレされるケースはありますが、繋げてもらえることの方が多い感触はありました。
無駄な会話を一気に省略できるので超オススメです。
例えば、英語でテレアポをする際に下記のような話をします。
Me “This is Makoto from Jellyfish. Can I talk to Japanese director or HR manager? “
VN”Hello. what is name? what company? fish? wish? troi oi(Oh my god). i dont know. sorry sorry”
みたいになってしまいます。正直怠いです笑
不毛な会話は初めは超楽しいと思えていましたが、人間は飽きる生き物なのか、途中から面倒になりました。
英語が流暢な人なら話は早いし、本題にも入りやすいのですが、英語が得意ではない人と会話するのは一癖も二癖もあるわけです。
そこで思いついたのが、「ベトナム語でテレアポ」です。
アホやろって思われるかもしれませんが、アホと天才は紙一重であり、典型的なAB型である私は果敢にもベトナム語を使うことにします。
まったくベトナム語を勉強したことがないし、結局ベトナム滞在3年間で座学した時間など1日程度。
そんな私でしたが、サバイバルな環境で、周りのベトナム人に丁寧な言い回しを教えてもらい、すぐに実践の場でアウトプットすると言う裏技をしておりました。
Me:”Alo! Xin chao. Minh ten la Makoto o cong ty jellyfishHR. Xin vui long cho minh gap nhan su hoac nguoi Nhat duoc khong? minh muon gioi thieu ung vien tot cho khac hang o Vietnam!”
(はい、こんにちは!JellyfishHRのマコトです。すみませんが、人事か日本人とお話ししたいのですが、良いでしょうか?私はベトナムのお客様に人材を紹介したいです)
VN: “Chao anh. xin loi anh ten la gi? cong ty ten la gi? Hien tai nhan su o day. Tai sao muon noi chuyen voi nhan su?Anh tieng Viet gioi qua! anh hoc tieng Viet o dau?”
(こんにちは。お兄さんお名前は?会社名は?人事ならここにいるけど、どうして話したいの?にしてもお兄さんのベトナム語上手!どこで勉強したの?)
こんな茶番劇のような会話になります。
こちらとしては無料でベトナム語会話の勉強する機会を得られると同時に、彼らの心を掴みキーパーソンに繋げてもらえるという最高の時間でもありました。
ベトナムを使った方がベトナム人窓口は簡単に突破できます。
そんなこんなでアポイントは簡単に取得できました。
こんな荒技、あまり真似しない方がいいですが、語学力に自信がある人はやってみてください。
コツを知りたければ個別にお電話でお話しします。笑
ベトナムで現在働いている人もこれから働こうと思っている人も、心配することなかれ。
言語は手段であり目的ではありませんよ。
海外で英語を使って働きたいなんてベトナムではただのエゴだし、英語話したければバックパッカー街で飲みに行った方がいいかもしれません。
夢見るのも大事だけど、現実を早めに理解するのも大事。
飛び込んだ環境下で最も良い選択肢を選んでいきましょう!