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勇気を振り絞って訪れる若者たちへ〜1万人に1人の存在になろう〜

· 日本,キャリア,海外生活

約3年ほど前からスタートしたライター生活。

本業ではないにせよ、まるでGWの時期に農業に従事する兼業農家のごとく、たまに記事を通じて情報発信している。

嬉しいことに、読者の方からも直接FB経由でご連絡を頂くことがあり、ベトナムにいる時であればSkypeで、関東圏にいらっしゃる方については、東京でお会いすることがある。

少なからず、記事を読んで反応して頂けることに喜びを感じると同時に、どうしてもやりきれない思いも残ってしまう。

というのも、今回のタイトルにつながるわけだが、勇気を振り絞って連絡をしてきた方々が話を聞いて満足してしまうだけになってるのではないかと感じているからだ。

もちろん記事を通じて結局ベトナム就職したものもいるので、全員が全員同じタイプではないが、下記にようにタイプを分けられる。

①コレクタータイプ(情報収集のみ)

②Pushキボンヌタイプ(正しさを確かめる)

③無目的タイプ(なんとなく連絡)

比率で言えば、

①80%

②10%

③10%

ざっくりこんな感じだ。

③は論外だとして、①があまりにも多いように感じる。

②は海外で働きたいと考えており、実際にすでに選考を受けるフェイズまでは来ている人たち。ただ、周囲にない選択肢を選ぶために、飛び込む前に経験者からの共感や後押しが欲しいだけ。特に私が何をいったとしても意思は大して変わらないので、「早くyou来ちゃいなよ!」みたいな感じになる。

この場合はどこの国にしたら良いのか迷っているだけということもあるので、各国の比較をお伝えすることになる。このような人はきっと活躍するだろうし、最悪転職エージェントなど使わずに転職に成功するに違いない。

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①はマジョリティー。せっかく話を聞きに来たのに、情報収集して終わり。言い方を選ばずに言うと、自己満足及び自己陶酔に近しい。

私はまだまだ未熟で、すごい人では決してない。しかし、読者からすると、私は「すごそうな人」で通っているみたいだ。自分自身ではそのようにあまり思わないが。。。

その「すごそうな人」と直接1対1話す機会を得られるのは読者目線からするとラッキーであり、「まさか直接お話しできるとは思っていなかったです」という反応が示される。

私は起業家でもなければ、マジシャンでもないので、会おうと思えばいくらでも会えるし、逆に会いたいと言ってくれる人がいれば会えるように調整しているが、あまりにも神格化されているのが気になる。

仮にすごそうな神からアドバイスを受けたとしても「ありがとう、ゴッド!」で終わりにはしてほしくない。

行動に移さない限り、勇気を振り絞って話をした人と無関心で私と話をしなかった人に大差はないし、前者の方が時間と労力と交通費をかけている割にコスパが悪い。

2倍速でyoutube動画を見て経済や株の勉強をしている方がよっぽど有益だろう。私は経済の話は特にしないし、聞きたいのは「あなたはなにをやりたくて、今何が気になるの?」というところだけである。私自身逃げて来たこともあるので、両方の気持ちがわかる。

ただ、相手の時間をもらっている以上何かしらの形にしなければ相手は報われない(相手から報われようと思っていない可能性もあるのも事実)。

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だからこそ、勇気を振り絞って連絡をして来た方、及び、連絡をしようと考えている人にお伝えしたいことは、聞いて終わりにしないようにしてほしい。その場で「そうなんですね!学びます」という出前味噌な回答は不要だ。思っていることをぶつけて欲しいし、腹落ちしたら行動に移して欲しい。

みんながやっていないことを踏み出せば100分の1の存在になるが、そこから差をつけるのは、吸収したことをアウトプットすること。そうすれば、100分の1の人の中で更に100人に一人の存在となり、1万分の1の存在となるだろう。

それより先はわからないが、人と同じことをしていても人生は疲弊する。そんなに人と違うことをしたければ覚悟を決めなければね。

自戒の念を込めて。